初音ミクは死ぬのか
こんにちは!
初ブログです!
先日、初音ミクと同い年になりました。
今年、つまり2016年の8月31日で9周年を迎える初音ミクですが、最近僕はある疑問を抱くようになりました。
初音ミクって死ぬの・・・?
という事で今回は初音ミクについて書いていこうと思います!
皆さん知っての通り、初音ミクはpcのソフトウェアですから実体というものがありません。
パッと見不死身です
では、初音ミクが死ぬのはどんな時なのか詳しく考えていきます
初音ミクに訪れる物理的な死というのは、例えばVOCALOIDOサービスの配信が終了し、新しいOSのpcが世に普及してVOCALOIDOアプリをpcで起動出来なくなった時だとかでしょうけど、
本当の死というのは・・・
忘れ去られた時・・・
人々にとって初音ミクというキャラクターが必要でなくなった時、ファンがいなくなった時、それが真の意味で死ぬ時でしょうか?
物理的な話は置いておいて、大事なのは精神的な話ですね
まず、初音ミクというキャラクターは何だ?という話からですが、
初音ミクの楽しみ方は人それぞれで、非常に多様性に富んでいます。
ある人は音楽を作り
ある人は絵を書き
ある人は動画を作り
ある人は音楽を聴き
そして、ある人はアイドルとして応援します。
世の多くの人は「アイドル」と答えるでしょう。
しかし、アイドルという要素は、付属的な要素でしかありません。
初音ミクの本質は、
"誰でも使えるボーカル"
という所にあります。
VOCALOIDOの誕生によって、これまで音楽を作りたくてもボーカルがいなかった人が、世の中に音楽を簡単に発信できるようになりました。
つまり、初音ミクというのは、一般人が音楽を発信するためのツールなのです。
ですから、VOCALOIDO文化では、ファンは初音ミクでなく、作曲者につきます。通称、
ボカロpと言われる人達です。
あくまで彼らの音楽であって、初音ミクの音楽という意識は、一般的に低いのです。
僕は、初音ミクの人気が長続きする理由はそこにあると思っています。
初音ミクに対して抱く感情は、熱意でなく「親しみ」なのです。
音楽をいつも媒体として自分達に届けてくれているキャラクターに対する、「親しみ」です。
熱意という感情は、必ず冷める瞬間が訪れます。
しかし、親しみに終わりはありません。それは、半永久的な感情で、それこそ不死身です。
時間を経て弱まっていくどころか、より強固なものになっていきます。
さて、話がそれました。
これらの話をふまえると、
ボカロpの消滅
それこそが、初音ミクが死ぬ時の直接の原因となる事と言えるでしょう。
それでは、VOCALOIDOを使って音楽を作ろう!という人がいなくなるのはどんな時でしょう。
この世から音楽が消える事はまず考えられませんから、
VOCALOIDOという文化そのもののの存在が忘れ去られた時、というのが最も妥当な意見でしょうか。
しかし、これまでに積み上げてきた楽曲の歴史は消えません。インターネット上で永遠に生き続けます。
VOCALOIDOを使用した楽曲は、総勢で40万曲に登りますし、世界ツアーを行なっている様に、初音ミクの音楽は世界的に人気があります。
例え時代が変わっても、音楽のもつ、人に大して与える影響は変わりません。
きっと、作曲者が居なくなっても、初音ミクの音楽は今後も人々の心を打ち続けるはずです。
忘れ去られる事なんてないはず・・・
いや、
1番怖いのは、ドワンゴの倒産です。ニコニコ動画はVOCALOIDOに欠かせない存在です。ニコニコ動画が消滅すると、歴史、発表の場、全てが0に・・・
頑張れVOCALOIDO
頑張れドワンゴ
死ぬな
〜 完 〜