初音ミクの未来

こんにちは

 

今日は、初音ミクというコンテンツを、今後どういった形にしていくのかということについて呟こうと思います。

 

 

皆さんは、VOCALOIDOというとどの様な曲を想像するでしょう?

 

大抵の人は、千本桜を筆頭とする歌詞に深い意味の無い、いわゆる"厨二"と呼ばれる部類に入る曲を想像するでしょう。

 

そして、初音ミクはよくわからない二次元のアイドルなんだろうと考えているでしょう。

 

そこに、VOCALOIDOの問題点があります。

 

今後、VOCALOIDOのを広げていくに当たってまず障壁となるのは、初音ミクに対するこういった固定観念だと思います。

 

 

クリプトンフューチャーメディアは、今までVOCALOIDO文化の形成を全てユーザーに任せてきました。

100%ユーザーの二次創作の連鎖によって形成された文化なのです。

それは本当に正解だったと思うし、可能性の余地を上手く作ってくれたと思います。

 

ただ、このままだとただのオタク文化で終わってしまうのかなと思います。

 

本当にいい曲が沢山あるのに、それはあまりにも勿体ないなと思うんです。

 

先日、初音ミクがヘアーブランドのLUXとコラボしたと話題になっていましたが、僕はそのニュースに悲観的でした。

これじゃさらに初音ミク=アイドルという方程式を世の中にしらしめてしまうと思ったんです。

 

初音ミクという存在は人それぞれで、1人につき1人の初音ミクがいると思っているので、世の中に一つのイメージを植え付けてしまうのは良くないと思います。

 

先日、クリプトンフューチャーメディア代表取締役伊藤博之さんに質問をする機会があり、こういった内容の疑問を投げかけてみました。

 

 

その結果・・・

 

それはそれでいい。初音ミクをアイドルと捉える人もいれば、そう捉えない人もいる。そこの境界線には介入しない

 

といった内容の返答をいただきました。

 

なるようになれってことですね。

 

変に方向を矯正して幼い頃からゲームの使用時間や門限や勉強時間を決めて無理矢理育てるよりも、自由に放任主義で育てた方が将来的にいい方向に行く子供みたいなもんですかね

 

不死身なVOCALOIDOにとってはいいのかも・・・?しれませんね。

 

少しずつでも理解が広がっていってくれればいいなと思ってます

 

 

 

                           〜完〜